
十分な食事も、教育の機会も与えらえない発展途上国の子どもたち
そんな、子供たちを支え、自分の心も満たされる
ということで寄付金を募っている
チャイルドスポンサーシップ
世界中で活動をしていますが、日本にも5万人をこえる支持者がいます。
自分も子供たちのために何かできることをしたい、
自分にもできることがあるはず、と
興味はあるけれど、次のような懸念を持っている方もいると思います。

募金って本当に有効に使われている?

自分たちの私利私欲のためにやっているんじゃない?

どうもなんか偽善ぽくて怪しいなあ…
日本には、欧米のように寄付によって成り立つ慈善団体の活動に対する文化が根付いてないので、そういう声が上がるのも無理もないとおもいます。
そこで、チャイルドスポンサーシップの活動の実態について詳しく調べてみました。
結論から言うと
チャイルドスポンサーシップは偽善でも怪しくもありませんでした。
子供たちに未来への希望を与えるために日々活動している
国際NGO団体ワールドビジョンの日本支部であるワールドビジョンジャパン
が運営している募金活動です。
チャイルドスポンサーシップの支援によって多くの子供たちが、新しい人生を手に入れ幸せに暮らしています。
今、この時も、世界では、自然災害で、干ばつによる飢餓で、そして地域紛争で貧困にあえいでいる子供たちがいます。
このページを見ているということは、
貧しい子供たちを助けるために自分にも何かできることがあるはず、
と思っているはずです。
1日150円の支援で、多くの子供たちを幸せにすることができます。
このページを読んで、チャイルドスポンサーシップが偽善でも怪しくもないということを納得してもらえたら、是非、
あなたの勇気と愛で一人でも多くの子供たちに幸せを届けてあげて下さい。
では、チャイルドスポンサーシップが偽善でも怪しくもないということについて詳しくお伝えします。
チャイルドスポンサーシップが偽善ではなく信頼できるわけ

では、チャイルドスポンサーシップが偽善でも怪しくもなく信頼できる募金活動だという理由を見ていきましょう。
偽善ではない理由 ① 適正な資金の使い道
チャイルドスポンサーシップが偽善だとか怪しいとか思われる原因の一つは寄付したお金が適正に使われていないのではないかという疑念があるのではないかと思います。
ですから、まずワールドビジョンの資金の使途について調べてみました。
資金の集め方
ワールドビジョンが集める資金の53.8%はチャイルドスポンサーシップによるものです。
それ以外は、その他の募金と国際機関や政府からの補助金によっています。

資金の使い道
① 現地事業活動
資金の使い道の83.5%は現地事業活動のために使われています。現地事業活動の詳細は、後ほど詳しくご説明します。
国際協力業界には「7割の原則」という言葉があります。これは、寄付で集めた資金のうちの7割以上は現地事業活動に使うべきという考え方です。
資金の8割以上を現地事業活動に使っているワールドビジョンの資金の使い方は評価されるべきです。
② 広報活動
次に割合が多いのが、テレビCMなどの広報活動です。
ここで、よく話題になるのが、
「テレビコマーシャルに使うお金があるなら実際の活動に使うべきではないのか」
という声ではないかと思います。
その疑問については次のような考え方で説明できるとおもいます。
すでにご覧のようにワールドビジョンの集める資金の半分以上がチャイルドスポンサーシップによる募金です。この募金がなければ、ワールドビジョンの、「恵まれない発展途上国の子供たちを支援する」
という目的が達成出来ません。そして、テレビCMなどの広報活動がなければ募金を集めることができないのです。
メディアの影響力はとても大きく、地道な広報活動だけではとうてい集めることのできない資金を集めることができるのが現実です。
ですから、広報活動に資金を使うのはワールドビジョンの目的を達成するための適正な手段であるといえると思います。
また、ワールドビジョンの創始者、アメリカ生まれのキリスト教宣教師ボブ・ピアスが団体設立のきっかけとなった考え方である、
「すべての人に何もかもはできなくとも、誰かに何かはできる」
という理念にあるように、ワールドビジョンの活動は、限られた人だけが支援活動をするのではなく、できるだけ多くの人に活動を知らしめ、人々が連帯してそれぞれのできる範囲のことをして助けを必要としている子供たちを支援していこうというものです。
そのためにも、マスメディアを通じてワールドビジョンの理念をより多くの人々に届けていく必要があるのだと思います。
団体の運営管理
団体の運営・管理のための資金は1.6%です。
活動をするための人件費、旅費、事務所費などの必要経費です。
支援活動をしている人たちにも生活がありますから、人件費に支出するのは当然のことです。
また、現地へ行くための旅費、活動の運営をするための事務所費なども当然必要な経費です。

ワールドビジョンの2021年度収支予算書はこちらをご覧ください。
偽善ではない理由2 国連や日本政府と連携している
すでにご覧のようにワールドビジョンジャパンの2020年度の経常収益は約59億円で、そのうちの約30%が、国連や日本政府からの補助金です。怪しい団体に政府や国連が多額の補助金を交付するとは考えられません。
また、ワールドビジョンジャパンは、2002年に国税庁から認定NPO法人に認定されています。
日本には、ワールドビジョンジャパンのようなNPO法人は約50,000団体ありますが、そのうち国税庁から認定を受けた団体は1095団体しかありません。わずか2パーセントです。
補助金の内訳
日本政府からの補助金
日本政府からの補助金は、
外務省 日本NGO連携無償資金協力
という名目で、金額は2億6539万6千円になります。
主に、ネパール、カンボジア、バングラデシュなどのアジア諸国、タンザニア、エチオピアなどのアフリカ諸国への、保健衛生、教育の向上のために使われています。
国際連合からの補助金
国際連合からの補助金の内訳は次のとおりです。
・国連児童基金(UNICEF) 172,573
・国連開発計画(UNDP) 33,266
・国連世界食糧計画(WFP) 568,963
・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) 58,286
・国連人道問題調整事務所(UNOCHA) 46,008
・欧州委員会人道援助・市民保護総局(ECHO) 238,995
・教育を後回しにはできない(Education Cannot Wait)基金(ECW) 22,497
受取補助金等合計 1,841,590
(単位千円)
このように、国連や日本政府から多額の資金援助を受けている団体が偽善だということはできないと思います。
偽善ではない理由3 多くの活動実績と5万人の支持者

ワールドビジョンジャパンはチャイルドスポンサーシップによって集めた資金で多くの活動実績を残しています。主な活動実績は次のとおりです。
1987年 | ワールドビジョンジャパン設立 |
1988年 | チャイルドスポンサーシップによる支援をバングラデシュで開始 |
1990年 | 内戦中のカンボジアへ支援を開始 |
1991年 | イラク、ヨルダン等で湾岸戦争による被災者を支援 |
1994年 | ルワンダ内戦後の農業復興事業 |
2002年 | 国税庁より認定NPO法人と認定される |
2006年 | 南北スーダン内戦終結に伴い、難民の帰還支援開始 |
2010年 | 日本のチャイルドスポンサーが5万人に |
2011年 | 東日本大震災復興支援開始 |
2012年 | メコン拡大6か国での人身取引対策事業開始 シリア内戦による難民支援事業開始 |
2017年 | 設立30周年 |
NPO法人の中には、資金繰りの問題から設立後わずか数年で解散してしまう団体もありますから、このように長い歴史と実績があるNPO団体が偽善だということは考えにくいです。
偽善ではない理由4 信頼できる役員陣
チャイルドスポンサーシップを運営するワールドビジョンジャパンの役員は元政府機関の役員や大企業の取締役、教育関係者などが務めています。主な役員は次のとおりです。
理事長 小西孝蔵(元農林中央金庫監事)
副理事長 飯島延浩(山崎製パン株式会社代表取締役社長)
理事 峯野龍弘(牧師)
理事 湊晶子(学校法人広島女学院顧問) 他
偽善ではない理由5 多くの芸能人がチャイルドスポンサーシップに協力している

これは、チャイルドスポンサーシップが偽善ではないという理由になるかどうか異論があるかもしれませんが、参考までにお伝えしておきます。
チャイルドスポンサーシップに協力している主な芸能人は次のとおりです。
ジュディ・オングさん(女優・歌手)
ジュディ・オングさんは、チャイルドスポンサーシップの親善大使を25年も務めています。
ご自身も3人のチャイルドスポンサーになっています。
東尾理子さん(プロゴルファー)
プロゴルファーの東尾理子さんもチャイルドスポンサーとしてワールドビジョンジャパンを支援しています。
酒井美紀さん(女優)
女優の酒井美紀さんもチャイルドスポンサーの一人です。親善大使も務める酒井さんは、フィリピンのスラム街で11才の女の子に会ったのがチャイルドスポンサーになるきっかけだったそうです。
松本莉緒さん(女優)
女優の松本莉緒さんは、カンボジアに住むチャンさんのチャイルドスポンサーをしています。
シド・マオさん(歌手)
ヴィジュアル系ロックバンド「シド」のボーカルのマオさんも、チャイルドスポンサーの一人です
インドの男の子を支援しています。
前澤友作さん(実業家)
芸能人ではないですが、ZOZOの前澤友作さんも密かにチャイルドスポンサーシップを
応援していました。
月に行くと宣言したとき、「月に行くお金があるなら、災害支援とか貧困支援とに使うべき」
という批判を受け、
次のように答えています。
もう20年近くになるが、発展途上国の子供たちの教育や医療支援を、ワールドビジョンさんという団体を通して個人的に続けている。あえて公表することではないと思う部分もあり、今まで公表は限定してきたが、何もしていないという批判の声もあるので、あえて言わせていただく。公表がカッコいいとかカッコ悪いとか、もうどうでもよい。やってることはやってる、それ以上でもそれ以下でもない。
「月に行くより、災害や貧困支援にお金を使っては?」に答えました。|前澤友作 Yusaku Maezawa|note
ヒュー・ジャックマン(俳優)
番外編ですが、ハリウッドスターのヒュー・ジャックマンもワールドビジョンの親善大使を務めています。実際にエチオピアの貧困地域を訪ねるなど精力的に活動しています。
ワールドビジョンジャパンの現地活動

ワールドビジョンジャパンは「開発援助」「緊急援助」「アドボカシー」の3つの柱に基づいて活動しています。それぞれの活動について説明します。
開発援助

保健衛生
子供たちを病気から守るために、診療所などの医療施設を整備し、健康診断、マラリアや下痢予防、妊産婦のケア、疾患に関するトレーニング、HIV/エイズの予防啓発などを行います。
栄養
必要な食料を自給できるように、新しい農業技術の提供をします。これによって子供たちが十分な栄養を摂ることができるようになります。
教育
学校を建設したり教室を修繕したりして、子供たちが必要な教育を受けるための環境を整えます。
また、地域の教師やリーダーに教育の重要性を訴える啓蒙活動もしています。
水衛生
子供たちが安全な水を飲むことができるように、井戸や貯水タンクの設置、灌漑用の貯水池の整備をします。
生計向上
子供たちの家族が子供たちを養うための十分な収入を得られるように、畜産業や農業支援、職業訓練などを行います。
緊急援助

自然災害でも、紛争でも最も被害を受けるのは弱い子供たちです。
ワールドビジョンは、危機のおいて最も弱い立場の子供たちを守るため、「緊急支援」「復興支援」「防災・減災」活動しています。
緊急支援
自然災害、紛争などの起こった地域に、食料、水、毛布などの支援物質を送ります。
ワールドビジョンは、いつでも迅速に支援が必要な地域に物資が送れるよう、世界に4か所ある備蓄倉庫に必要物資を備えてあります。
復興支援
災害や紛争発生地の緊急期が過ぎたあと、復興を支援するために、住居、食料の確保、教育施設の回復などの活動をします。
防災・減災
干ばつ、地震、台風、洪水などの自然災害に備えて、災害が起きた時に少しでも被害を少なくするための活動をしています。
アドボカシー

アドボカシーとは、世界にはいろいろな問題がありことを認識し、その原因について声をあげ、解決のためにできることを訴えていくという行動のことです。この働きにより政策を変え不公正な社会を変えていくことを目指しています。
そのために、政府・国際機関と市民社会の両方に働きかけ、地域社会での啓蒙活動や国際レベルでの政策提言を行っています。
チャイルドスポンサーシップに参加すると

チャイルドスポンサーシップはサポートする子供の顔が見える支援です。
支援している子供と手紙のやり取りをしながら、子供の成長を見守ることができます。
子供にとってはあなたからの手紙が励みに、あなたにとっては、子供から届く手紙や写真が楽しみになります。
また、「支援地訪問ツアー」で支援している子供に実際に会うこともできます。
遠い未知の国にもう一人自分の子供ができたように感じるかもしれません。
チャイルドスポンサーシップに参加されている人の声
チャイルドスポンサーになっている方々の声をご紹介します。

まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
このようにチャイルドスポンサーシップは偽善でも怪しくもないということがお分かりになったと思います。
それでも、そもそも、寄付行為自体が、
なにか、気恥ずかしい、とか、
偽善者っぽくでなんか今一歩踏み込めないというあなた、
このページを見ているということは、
貧しい子供たちを助けるために自分にも何かできることはあるはず、
と思っているはずです。
困っている人に寄付行為をすることは、偽善でもなんでもありません。
とても立派な行為です。
あなたの勇気で一人でも多くの子供たちに幸せを届けて下さい。
チャイルドスポンサーシップについてのもっと詳しい情報は公式サイトをご覧になって下さい。